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多言語の人口統計学辞書 日本語 ed. 1994

妊孕力

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妊孕力  


男性、女性あるいは夫婦(訳注)が子供を産む能力を妊孕力1と呼ぶ。この能力が欠如していることを不妊2ともいう。受胎能力の欠如3は不妊の主要な原因だが唯一のものではない。不妊という用語を単独で使えば普通不可逆的意味合いを伴うが、時には、一時的不妊5永久不妊7を区別することがある。一度も子供を産むことができなかった女性を原発性不妊8、1人以上の子供を生んだ後生めなくなった女性を続発性不妊9として区別する。

  • 1. 妊孕力fecundity(名);妊孕可能のfecund(形)。この用語は出生児を生む能力ではなく受胎能力の意味で使われることもある。低妊孕力sub-fecundityならびに妊孕力の低いsub-fecundは出生児を生む能力が正常以下のこと、あるいは受胎確率が低いことを表す。
  • 2. 不妊sterility, infecundity(名);不妊のsterile, infecund(形)。
    (訳注)以下のこの章の“夫婦”の原語はcouplesであり、これは夫婦よりも広い意味を持つが、カップルは日本語としては必ずしも定着していないのでここではすべて夫婦と訳した。couplesの正確な定義については第5章503-8を参照のこと。