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多言語の人口統計学辞書 日本語 ed. 1994

標本抽出調査

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標本抽出調査  


人口センサス1(訳注)は、特定時点における人口の状況201-8)に関する情報を得るために行われる。大抵の場合は特定の国のすべての住民が同時に数えられるが、その場合、そのセンサスは全国センサス2と呼ばれる。しかし、時には人口の一部分、たとえば特定の地域の住民だけが数えられることもあり、その場合には、部分センサス3と呼ばれる。しかしながら、“センサス”という用語は元来、当該人口のすべての構成員を調査する試みがなされ、その人口の完全包括的調査4が行われることを意味している。マイクロ・センサス5は通常、規模の大きい標本の人口に限定され、標本抽出調査6の範疇に属する。時には、センサスや調査に先立って、事前調査7試験調査7が行われる。事後調査9は、センサス実施後、調査の正確性や完全性を検証するために行われる。

  • 1. センサスcensus(名);センサスのcensal(形)。
    ンサス間の期間intercensal periodとは、連続する2つのセンサスの間 に経過した時間である。
    現代のセンサスは、かつて頭数調べhead countsと呼ばれていたものに対応している。人口調べpopulation countsは、たとえば多年にわたって登録された洗礼214-2)の数や、110-3)の数あるいは教区214-1)の数に基づく不正確な推計方法によるものも含んでいた。
    (訳注)日本では、センサスは「国勢調査」と呼ばれている。