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多言語の人口統計学辞書 日本語 ed. 1994

面接誤差

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面接誤差  


母集団母数(パラメーター)1は母集団を特徴づける数値である。統計的推定2とはそのような母数を標本から推定する手続をいう。このような推定値は標本誤差3の影響を受け、標本誤差の大きさの程度は一般的に標準誤差4によって与えられる。時に信頼区間5という用語が用いられ、あらかじめ定められた確率の下で推定値がその中に落ちると期待される範囲を示す。二つの数値の差が偶然によって生ずる確率が、有意水準7と呼ばれる所与の数値より小さい場合、その差は有意差6と呼ばれる。たとえば、偶然によって生じる確率が0.05未満の場合、その差は5%水準で有意であるという。標本誤差に加えて、観測誤差8あるいは回答誤差8も推定値に影響を与える。これらの誤差には通常、面接誤差9が含まれるが、それは基礎データが収集される際に面接調査員によってもたらされる系統的誤差である。