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多言語の人口統計学辞書 日本語 ed. 1994

「安定人口増加率(または真性自然増加率)」の版間の差分

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(日本語 Population Association of Japan, ed. 1994)
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2010年2月3日 (水) 17:22時点における最新版

安定人口増加率(または真性自然増加率)  


封鎖人口701-4)が、十分長期間にわたって一定の年齢別出生率年齢別死亡率633-9414-1)に従う場合は、その年平均増加率は一定になることが分かっている。この一定の増加率は安定人口増加率(または真性自然増加率)1と呼ばれ、またこの段階に達した人口は安定人口2と呼ばれる。安定人口においては、各年齢階級の人口割合は一定である。すなわち、この人口は、安定的年齢分布3を持つ。この安定的年齢分布は、初期の年齢分布4とは関係なく、一定に保たれた年齢別出生率と死亡率にのみ依存している。現実には年齢別出生率と死亡率は不断に変化するもので、実際の人口が厳密な意味で安定状態に達することは決してない。しかし、一つのモデルとしての安定人口とその真性率を計算すると、ある年齢別出生率の下における潜在成長力5の指標が得られるであろう。安定人口増加率がゼロの安定人口は定常(静止)人口6433-3*)と呼ばれる。定常(静止)人口においては、所与の年齢階級の人口規模は、生命表の生存関数(432-3)を年齢階級の上限から下限までを積分したものに、全年齢階級に共通する一定の数(たとえば100,000)を乗じたものに等しい。準安定人口7とは、安定状態から出発して、一定の年齢別出生率と徐々に変化する年齢別死亡率によって変化しつつある人口である。ロジスティック型人口9とは、ロジスティック法則10にしたがって増加する人口のことである。それは、増加率がすでに生存している人口の線形関数として減少すると共に、上限に向かって漸近的に増加する人口のことである。

  • 1. 真性率はintrinsic rateは、これを発見したロトカLotkaによって安定人口増加率真性自然増加率)true rate of natural increase とも呼ばれるが、真性出生率intrinsic birth rate(もしくは安定人口出生率stable birth rate)と真性死亡率intrinsic death rate(もしくは安定人口死亡率stable death rate)の差に等しい。
  • 2. 安定的stable(形);安定性stability(名);安定する stabilize(動)。
    安定人口分析stable population analysisとは、安定人口モデルの特性を用いて、実際の様々な特徴を推定することである。
  • 6. 定常的(静止的)stationary (形);定常(静止)性stationarity(名)。