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多言語の人口統計学辞書 日本語 ed. 1994

構成比

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構成比  


分析132-1)の第一段階は、人口総数ないし事象数を他の総数ないし数値に関係付けることから始まる。結果としての指標には様々な名称が与えられている。もっとも一般的なものは比(比率)1で、一つの数値を他の数値で除して得られた商である。構成比2は一部分の全体に対する大きさの関係を示す比率である。百分率3は100当たりで表示された構成比である。4は特定の期間、通常は1年間における特定の人口ないし部分人口における特定の事象の相対度数5を指す特別な種類の比である。以上のような用語法が推奨されるが、率という用語は着実に意味を広げており、比率の同義語として不正確に用いられることがしばしばある(たとえば、労働力率であるが、これは実際のところ構成比である)。

  • 2. 構成比proportion(名);構成比のproportional(形)。
  • 4. 率は一般的に1000人当たりで表示され、追加的な限定なしに“率”という用語が用いられる場合には一般的に“1000人当たり”と解される。しかし、一部の率は1万人当たり、10万人当たり、100万人当たりで表示される。たとえば、死因別死亡率421-10)がそうである。一方、1人当たりないし100人当たりで表示される率もある。“率”という言葉は省略されることがあるため、“1000人当たり10の死亡”といった表現が行われることもあるが、これは勧められない。