33

提供: Demopædia
移動先: 案内検索


60px Warning : This page is under construction or needs deeper checking. As long as this

shield is here, please consider its contents as provisional.
Please look at the discussion area of this page for deeper details.

This page is still the unmodified second edition of the Multilingual Demographic Dictionary
If you change this page, please suppress this warning.
に戻る 導入 | 巻頭言 | 目次
章 | 基礎概念 目次 1 | 人口情報の収集と処理 目次 2 | 人口の分布と構造 目次 3 | 死亡と疾病 目次 4 | 結婚 目次 5 | 出生 目次 6 | 人口の増加と再生産 目次 7 | 人口移動 目次 8 | 人口の社会経済的側面 目次 9
セクション | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 20 | 21 | 22 | 23 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 40 | 41 | 42 | 43 | 50 | 51 | 52 | 60 | 61 | 62 | 63 | 70 | 71 | 72 | 73 | 80 | 81 | 90 | 91 | 92 | 93


330

国または国家の居住者は、ある種の政治的権利を享受するその国家の臣民 1市民 1、もしくは国民 1であるか、外国の市民である在留外国人 2または外国人 2であるか、またはいずれの国の市民でもない無国籍者 3と呼ばれる人々である。“臣民”という語は隷属的な意味を持っていたが、今では英語のsubjectsという語にその意味はなくなり、市民の同義語として受け取られることが多い。ただし、時には臣民と市民とを区別することがある。一国の市民は一般に、その国の国籍 4を持つ。この語は今日、市民権 4と同じ意味で用いられるが、多民族国家 6では政治的国籍 4民族籍 5とを区別することもある。

331

在留外国人は帰化 1によってその居住する国の国籍を取得し、帰化市民 2または帰化人 2となることもある。国によっては帰化証明書 3取り消される 4ことがあり、その場合帰化人は国籍を喪失 5することになる。人によっては国籍が一つ以上ある場合もあり、その場合は二重国籍 6を有するといわれる。母国ではない国にずっと住んでいる居住外国人 7と、比較的短期間住んでいる外国人訪問者 8または短期滞在外国人 8を区別することもある。

332

居住している領域に生まれた個人を、その領域の土着民 1という。もしその祖先がその領域の原住民であれば、原住的な 2固有の 2または土着の 2居住者であると呼ばれる。この最後の言葉は、しばしば未開人に向けて用いられる。統計上は、その土地生まれの 3人と、外国生まれの 4人の区別をする。

  • 1. 土着のaboriginal(形);土着民(先住民)aborigines(名、複数)。

333

人種 1という用語は一般に、遺伝によって伝えられたある共通の身体的特徴を有する人々の集団を意味すると考えられる。人口センサスの方法によっては、この用語は時にやや漠然と用いられ、時には共通の文化や民族的な血統で結ばれている人々の集団、さらには一定の領域に住む人々を指すことさえある。そのほかに、時々用いられる用語で民族 2という表現があり、ここでも定義の違いによって意味するところが同じではない。民族は一般に、文化、言語または宗教的伝統を共有する人々の集団を意味する。一つの民族が一つの人種であることもあり得る。国民 3305-2を参照)は通常、共通の過去または共通の文化で結ばれる人々の集まりである。一定の領域に住む人々で、人口の過半数とは明らかな違いを示す人々は少数者(マイノリティー) 4と呼ばれる。たとえば少数民族 4少数国民 4言語上の少数者 4宗教上の少数者 4と呼ばれる。

  • 1. 人種race(名);人種的のracial(形)。

    人種差別主義racism(名):ある人種が本質的に他の人種より優れているとする理論;人種差別的なracist(形)。
  • 2. 部族(種族)tribe, tribal groupは文脈によって現在でも用いられているが、“民族”ethnic groupに代る傾向にある。

334

個人は時に、その肌の 1で区別されるが、それは厳密な定義でなく、皮膚の外見上の色どりによっている。国によっては、白人 2有色人 3とを区別し、後者を非白人 3と呼ぶこともある。異なる肌の色の人同士の結婚を異種族混交 4と呼ぶことがある。こうした組み合わせから生まれた人は、混血 5であるといわれる。

  • 4. この意味で異種交配(交雑)crossingということがある。これはまた、個人が時間的経過を介して人種的自己帰属意識を変えることをいう。
  • 5. 白人と黒人negroとの子供はミュラトーmulattoと呼ばれる。南米では、ヨーロッパ人の子孫とアメリカインディアンとの子供をメスティーソmestizoと呼ぶ。ヨーロッパ人の子孫とアジア人との子供は時に、ユーレーシアンeurasianといわれる。

* * *

に戻る 導入 | 巻頭言 | 目次
章 | 基礎概念 目次 1 | 人口情報の収集と処理 目次 2 | 人口の分布と構造 目次 3 | 死亡と疾病 目次 4 | 結婚 目次 5 | 出生 目次 6 | 人口の増加と再生産 目次 7 | 人口移動 目次 8 | 人口の社会経済的側面 目次 9
セクション | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 20 | 21 | 22 | 23 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 40 | 41 | 42 | 43 | 50 | 51 | 52 | 60 | 61 | 62 | 63 | 70 | 71 | 72 | 73 | 80 | 81 | 90 | 91 | 92 | 93