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章 | 基礎概念 目次 1 | 人口情報の収集と処理 目次 2 | 人口の分布と構造 目次 3 | 死亡と疾病 目次 4 | 結婚 目次 5 | 出生 目次 6 | 人口の増加と再生産 目次 7 | 人口移動 目次 8 | 人口の社会経済的側面 目次 9
セクション | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 20 | 21 | 22 | 23 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 40 | 41 | 42 | 43 | 50 | 51 | 52 | 60 | 61 | 62 | 63 | 70 | 71 | 72 | 73 | 80 | 81 | 90 | 91 | 92 | 93


501

結婚 1に関する研究は、結婚(行動) 2、すなわち法もしくは慣習により規定された権利と義務に伴う両性間の結合 3の頻度、結婚・婚姻(訳注)によって結びついている者たちの属性、そしてそのような結合(結婚)の解消を取り扱う。さらに、その発生頻度がある程度高ければ、その他の夫婦的結合503-8)の研究もまたこれに含まれる。婚礼 4ないし結婚式 4とは、一人の男性と一人の女性の間の結合を配偶者 5、つまり 6 7として一般に認知させるための儀式のことを指し、それは法もしくは慣習によって規定されている。配偶者同士を総称して、夫婦 8と呼ぶ。

  • 4. 婚礼marriage(名);結婚するmarry(動);結婚したmarried(形):結婚できる、結婚可能なmarriageable(形)。
  • 6. 婚礼時、およびその直前直後には、男性は新郎(花婿)bride-groom 略してgroomと呼ばれる。
  • 7. 婚礼時、およびその直前直後には、女性は新婦(花嫁)brideと呼ばれる。
    (訳注)婚姻は婚姻届を出して法的に成立した法律婚を指す。

502

婚姻法 1もしくは結婚慣習 2はそれぞれ社会によって異なる。一人の男性ないし女性が同時に一人の異性の配偶者のみを持つことが許される社会を、単婚 3社会という。一人の男性ないし女性が同時に複数の配偶者を持つことが許される社会を、複婚 4社会という。複婚社会はさらに、一人の女性が同時に複数の男性を夫とすることができる一妻多夫婚 5社会と、一人の男性が同時に複数の女性を妻とすることができる一夫多妻婚 6社会とに区別される。 ”複婚”という用語はしばしば一夫多妻婚の意味で用いられる。

  • 3. 単婚のmonogamous(形);単婚monogamy(名)。
  • 4. 複婚のpolygamous(形);複婚polygamy(名)。
  • 5. 一妻多夫婚のpolyandrous(形);一妻多夫婚polyandry(名)。
  • 6. 一夫多妻婚のpolygynous(形);一夫多妻婚polygyny(名)。

503

国によっては、国または州の役人によって執り行われる法律婚 1を通してのみ、(夫婦間の)合法的結合が公認される。また、教会法に従った宗教婚 2が法的拘束力を持つとみなされている国もある。民法もしくは宗教的儀式によって承認されてはいないけれども、ある程度安定した結合、たとえばそれぞれの地域的伝統に従った内縁 3などに対しても、社会的および法的認知が与えられる場合があるが、その認知の程度は国によって異なる。男女の結びつきを示す用語にはいろいろなものがあり、それぞれ異なった種類の関係および社会的容認の程度を示している。合意婚 4という用語は社会的に認知され安定した結合を指し、友愛婚 4という用語も類似した含意を持っている。自由結合 5および一時的結合 6という用語は、共に必ずしも同棲 7を伴うとは限らないより不安定な結びつきを意味している。いずれにしても、合法的であるか否かは別にして、性別を異にする二人の人間が安定した結びつきを有する場合、その人たちを夫婦 8と呼ぶ。人口学者が用いる夫婦的結合 8という用語は、合法的結合、そして合法的でないがある程度安定した結合の双方を指す。

  • 3. 男と内縁の妻(妾)との内縁関係concubinage(名)は、ある種の非合法結合を示す。
    内縁の妻(妾)concubine とは、特に一夫多妻婚社会においては、法的に認知された妻のそれより劣るとはいえ、ある程度一般に認められた配偶者関係にある女性のことをいう。また社会によっては、妾という言葉は、正式な結婚をせず男性と同棲している妻以外の女性を大雑把に指すこともある。今日では、妾に代わって、連れ合いcompanionもしくはメイトmateという言葉が好んで使われる。
  • 7. 同棲cohabitation(名);同棲するcohabit(動)。

504

多くの国々で、最低結婚年齢 1は法律により規定されている。その年齢は国によって異なり、また性別によって異なることもある。血縁関係の近い者同士の結婚は近親婚 2と呼ばれ、一般的に法もしくは慣習によって禁じられている。このような理由によって互いに結婚することを禁じられている人たちを、禁じられた血縁関係の度合い 3にあるという。

505

国によっては、結婚の公告 1婚礼501-4)の前段階として必要な場合がある。これは、もしそれ相当の理由があれば関係者がその結婚に異議を唱えることができるように、公の通達を出すために設けられている。また多くの国では、結婚式が執り行われる以前に、婚姻許可証 2を予め取得しなければならない。そして通常、婚姻証明書 3が結婚式終了後に新婚夫婦 4のもとへ届けられる。配偶者間に性的関係が成立した時点で、結婚の儀式は完了した(床入りを済ませた) 5ことになる。

  • 1. 婚礼前には、将来の配偶者同士は、婚約しているengaged,betrothedといわれる。この婚約engagement,betrothalという用語は、結婚の約束をある程度正式に交わすことを意味する。

506

内婚制 1をとる社会においては、配偶者は互いに同一の集団(部族や氏族など)に属していなくてはならない。この内婚制という用語はまた、同じ社会集団または地理的集団、通常は限られた規模の隔離集団 2に属する構成員の中から配偶者を選択する形態を指す。これとは逆の条件ないし傾向によって規定される制度は、外婚制 3と呼ばれる。国籍、人種、宗教などを異にする者どうしの結婚を交婚 4と呼ぶ。共通の社会的、肉体的、もしくは精神的特徴を持つ者同士が結婚することを同類婚 5と呼び、その逆を異類婚(非同類婚) 6と呼ぶ。

  • 1. 内婚制endogamy(名);内婚制のendogamous(形)。
  • 3. 外婚制exogamy (名);外婚制のexogamous(形)。
  • 5. 同類婚homogamy(名);同類婚のhomogamous(形)。
  • 6. 異類婚heterogamy(名);異類婚のheterogamous(形)。

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