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多言語の人口統計学辞書 日本語 ed. 1994

母親のこれまでのすべての出生

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母親のこれまでのすべての出生  


出生は出生順位1、たとえば第1子(長子)、第2子、等によっても分類される。出生順位は普通、母親のこれまでのすべての出生3を考慮して決められるが、時には現在の結婚における出生2だけを考慮する場合もある。出生順位は一般に出生(生きて生まれてきた子供)だけに基づいて決められるが、時には後期胎児死亡を含む場合もある。女性を出産順位4で分類する場合も出生の場合と同様であり、28週以上継続したすべての妊娠による出産を数えるが、その際複産は一回の分娩(603-4参照)とみなす。同様にして、妊娠順位5による分類は経験したすべての妊娠を数えて行われる。医学用語では、一度も妊娠したことのない女性は未妊婦6と呼ばれる。また初めて妊娠した女性、ならびに以前に妊娠したことのある女性に対して各々、初妊婦7経妊婦8の語が用いられる。女性をパリティ9により分類することもある。パリティは出生児の数に基づくのが普通であるが、生物学の文献では分娩の数による。一度も分娩を経験したことのない女性は未産婦10と呼ばれる。同様に、初めて分娩を経験した女性は初産婦11と呼ばれ、その後の分娩においては経産婦12となる。

  • 1. より高順位の出生higher order birthsというのは最後に特定された順位の出生よりも高次の、ひとまとめに括った順位の出生であり、“第5順位ならびにより高順位の出生”のように用いられる。
  • 9. 一度も出産経験のない女性はパリティ0の女性zero-parity woman、1人しか出産経験のない女性はパリティ1の女性one-parity woman、等と呼ばれる。