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多言語の人口統計学辞書 日本語 ed. 1994

コウホート

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コウホート  


人口学の文献によれば、世代1という用語は厳密な意味で使われ、一般には暦年で測られたある特定の期間に生まれた人達を指す。コウホート2(訳注)とは、特定の期間に出生とか結婚のようなある特定の人口上の出来事を経験した人々のグループをいう。たとえば、出生コウホートは、前述116-1の意味で世代と同意語になるし、結婚コウホートとは、ある特定の期間中に結婚した人々のグループをいう。人口学においては、系譜学と同様に、世代3とは、前述の116-1の概念で使われた先行世代からみて彼等の子孫を意味することもある。すなわち、移民の子供達はしばしば二世と呼ばれる。男女のいずれかに限ってその子孫の血統を問題とする場合がある。たとえば男系4、あるいは父系4といい、男系の息子、あるいは父方の息子という使い方をする。女系5あるいは母系5の場合は、女系の娘あるいは母系の娘というように用いる。このような男系、女系の区別は普通世代の長さあるいは隣接した平均世代間隔を計算する際に用いられる。(713-1参照)。

  • 2. コウホートcohort(名)。コウホート分析cohort analysisとは、一生あるいは特定の期間を通じて、それぞれ異なったコウホート経験を追跡し分析する方法である。
    ある年に軍隊に徴兵された男性の場合、彼等は何年期生classと呼ばれるが、米国では、それはある特定年に学校を卒業したグループを指して用いられる。
    (訳注)この用語は、ほかにコーホート、コホートと表記されることがある。