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多言語の人口統計学辞書 日本語 ed. 1994

婚姻率

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婚姻率  


相対的婚姻頻度は婚姻率1によって測られる。この中で粗婚姻率2は、ある期間における全婚姻数の総人口に対する比によって表される。男子婚姻率3女子婚姻率4はしばしば異なり、したがってこれらは別個に研究することができる。男子婚姻率3および女子婚姻率4という用語は、それぞれ男女別の婚姻頻度を示すために用いられる。男女別婚姻率5は、適切と考えられる男女別人口を分母として算出することができる。初婚率6とは結婚しようとしている未婚男子515-3)と未婚女子515-4)の男女別未婚者数に対する比によって示されるが、これは、全再婚者数の全離・死別者数に対する比により示される再婚率7とは区別される。婚姻が婚姻年齢8によって分類されている場合、夫および妻の年齢もしくは年齢階級別に同様の率が算出できる。このような率は年齢別婚姻率9と呼ばれる。また、配偶者(夫妻)を結婚年齢によって分類することにより、その年次もしくは期間における平均婚姻年齢10を算出することできる。 配偶者間の年齢差11は、配偶者同士の年齢の組合せ12を分類することにより分析することができる。

  • 2. 粗婚姻率は、婚姻者数の総人口に対する比によって表されることもある。
  • 9. 婚姻頻度marriage frequenciesおよび初婚頻度first marriage frequenciesは、時にはある年齢における婚姻数もしくは初婚数の、その年齢の(配偶者関係にかかわらない)総人口数に対する比によって示されることもある。累積婚姻頻度cumulated marriage frequenciesおよび累積初婚頻度cumulated first marriage frequenciesはコウホート分析に用いられる。