形式人口学

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形式人口学  


人口学の中のいくつかの分野は、その独特の目的あるいは方法論に即して特別の名称を持っている。すなわち歴史人口学 1は、文字による記録が手に入る場合に限っての過去の人口を対象とする。そのような記録が欠落している場合の古代の人口研究の場合には先史(古)人口学 2といった名称で呼んでいる。記述人口学 3とは、人口統計 4によって記述された人口の総数、地理的分布、構造と変化を取り扱う。他の諸事象との関係を抽象した形で人口現象間の数量的関係を論ずるものを理論人口学 5あるいは純粋人口学 5と呼ぶ。各種の数学的方法を用いるために、実際には数理人口学 6と同じとみなされる。人口統計分析103-1)の方法を現実の人口に適用する場合、それをしばしば人口統計学研究 7と呼ぶ。上記に引用したすべての人口関連の学問は人口現象の数量的側面に重点を置いたが、特に人口の数と構造に対して適用する場合には時として形式人口学 9と呼ばれる。それとは対照的に、人口現象と社会経済的現象との関係を研究する立場を、より広い意味で人口研究 10と呼ぶ。