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多言語の人口統計学辞書 日本語 ed. 1994
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提供: Demopædia
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住居1、居住単位1あるいは居住のための住宅1は、世帯(110-3)が居住するにふさわしい住宅の状態を統計的に示す概念である。住宅の規模は部屋2の数あるいは床面積3によって表される。密集の程度4は住宅の規模と居住する人の数によって決まる。密集の基準は過密住宅5と一部未使用住宅6の二つを分けるために用いられる。空き家7とは、恒久的あるいは一時的に誰も住んでいない住宅である。
- 1. 住宅は、個人住宅private houseまたはその一部、あるいは一棟のアパートblock of flatsあるいは共同住宅tenement houseの一部を形成するフラットflatあるいはアパートapartmentから成る。米国の用法によると、一世帯住宅one-household structureと多世帯住宅multiple household structureとの間を区別しており、世帯員でないすべての人々は、集団居住住宅group quartersに住むものと認められる。建物の階数別住居の統計が時として公表されている。ヨーロッパでは地上の道路と同じレベルの階は1階first floorと呼ばずに地階ground floorというが、米国では日本と同じようにそれを1階と呼ぶ。
- 2. 台所kitchenが部屋数の中に入るかどうかについての一般的規則はない。
- 5. 過密のovercrowded(形);過密overcrowding(名)。
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居住単位の専住者は家の所有者1か、家を借りている借家人2である。その家の所有者は家主1とも呼ばれる。又借り人3とは、借家人からさらに住居を借りている人のことである。一方、何らの居住権利がなくて住む人を不法居住者4と呼ぶ。
- 2. 借家を又借り人に貸している人を主要借家人principal tenantと呼ぶ。住居あるいはアパートは、家具付きあるいは家具なしで貸与されることがあるが、前者を家具付き住宅furnished dwelling、後者を家具なし住宅unfurnished dwelling、と呼ぶこともある。
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